わたしについて
「どう生きたいか?」を考えながら、その時その時を一生懸命過ごしてきた。
まっすぐな道を選んでいるつもりでも、気づくと回り道をしているような気がする。
でも、振り返ってみると、その回り道や寄り道も全部必要な道だったんだなあと思える。
真っ直ぐ進もうと頑張っていたのに、なぜかぐにゃぐにゃ曲がってしまう。
でもそれが、自分にとっては味わい深い宝物の通過点になっていたなぁ。
そんな風に、自分のペースで回り道を楽しみながら歩いていこうと思う。
わたしのこれまで
20代は就職氷河期世代の真っただ中で、社会に出るスタートがなかなかハードだったなぁと今では笑えるけど、
当時は焦りながらも、事務職でキャリアをスタート。
でも、そんな世代に生まれてきたことも、自分のキャリア形成には重要な経験だったのかもしれないと思っている。
その後は栄養士として社員食堂や学校給食の現場に立ち、
「食べることって、ただのエネルギー補給じゃないんだな」と感動。
商品の開発や品質管理にも携わって、モノづくりの楽しさを知った。
30代で「看護師になろう」と決意。
子育てしながらの勉強はなかなか大変。
課題が次々と押し寄せてきて、気力はまるで最後の一滴のコーヒーみたいにカラカラ。
その一滴が落ちたら、もう動けなくなりそうなギリギリの状態だった。
でもやるしかない!とあがく。
そうしていると、色んな人が助けてくれてなんとかやりきった感じだった。
この看護学校での経験は私の人生に大きな出来事として残っている。
その後、病院や保健所、リモート健康観察など、多彩な現場で働き、
命の重みを感じると同時に、自分の体力・気持ちのバランスの難しさに直面。
子育てと仕事の両立に悩んでいたときに、香りや東洋医学に出会い、
「これだ!」と自分を整える感覚が芽生えはじめました。
今は大学に編入し、看護を学び直しつつ、知識と感性をつなげていきたい。
大切にしていること
「正しさ」よりも「納得できる生き方」。
「こうするべき」より「どう在りたいか」。
人それぞれ育ちも抱えているものも違うから、誰かの“普通”が、別の誰かには“しんどさ”だったりする。
だから、いろんな立場を経験してきたわたしだからこそ、その違いに気づいて、そっと寄り添える視点を持ちたい。
人生はスムーズにいくことばかりじゃなくて、
というかむしろスムーズじゃないことのほうが多くて、
でもその「ぐちゃぐちゃ」が自分を育ててくれた気がします。
悩んだり、苦しいときこそ、じつは自分と向き合うチャンスだったりする。
でも、それは「何者かになる」ためじゃなくて、もともと持っている“わたし”に気づいていくことだったのかも。
このブログについて
このブログでは、「整える旅」の途中で出会ったことや、日々の暮らしで気づいたことを、言葉にしています。
「わたしって、なんかいいやん!」
「なんか、たのしいやん」
そんなふうに、自分に向けてガッツポーズしてもらえたら、最高です。